個人向け国債の金利が上昇中:無リスク資産としての魅力

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個人向け国債の金利が上昇しておりとても魅力的な水準となっています。2024年7月発行の変動金利10年満期の金利は0.72%と、銀行預金の約36倍もの高水準です。無リスク資産の置き場所として、個人向け国債が最適ではないかと考えています。

個人向け国債について考えてみます。

個人向け国債の基本

個人向け国債は、国が発行する安全性の高い債券です。元本割れはなく、実勢金利が下落した場合においても、年率0.05%の最低金利が保証されています。マイナス金利時代の銀行預金の金利が0.003%などでしたので、ここにも10倍以上の差があります。

ネット証券などを通して1万円から購入することができます。

変動金利型の「変動10年」、固定金利型の「固定5年」「固定3年」の3タイプが、年12回毎月発行されています。

10年満期の国債でも1年以上保有していれば、途中換金もできますので、急遽必要になった場合でも使いやすいですね。

購入方法

個人向け国債の購入方法は非常に簡単で、証券会社、銀行などの金融機関や郵便局を通じて購入できます。購入手数料は無料です。投資のためにネット証券口座を開設している方であれば、証券口座のページから個人向け国債の購入が簡潔に行えます。

証券会社によっては、購入時のキャンペーンを実施しており、現金のキャッシュバックがもらえる場合があります。

最低投資額は1万円〜となっています。

 

詳しくは財務省個人向け国債のHPをご覧下さい。

個人向け国債 : 財務省
こちらは、財務省の個人向け国債のWEBサイトです。個人の方が買いやすい安全で手軽な個人向け国債には、変動10年、固定5年・3年の3つの種類があり、それぞれの特徴をわかりやすく説明しています。また、現在募集中の個人向け国債の情報も掲載していま...

 

生活防衛資金の置き場としてのメリット

生活防衛資金は、予期せぬ支出や緊急時のために確保しておくべき資金です。投資を始める際には、株価の下落や固定収入を失った際の拠り所として準備しておくことが推奨されています。

個人向け国債は、安全性が高く、元本が保証されている上に一定の利回りが期待できるため、当面使う予定のない生活防衛資金を置いておく場所として、銀行預金よりも有利な選択肢となりえます。

 

個人向け国債の現在の利率

2024年7月発行の第172回変動10年の利率が0.72%(税引き前)となっています。これはじつに12年ぶりの高水準とされ、多くの銀行の定期預金の金利を上まっている状況です。

 

まとめ

個人向け国債は、金利の上昇に伴い、その魅力がさらに高まっています。無リスク資産としての安全性や生活防衛資金の置き場所として最適な選択肢かと思います。この記事を参考に、自分に合った無リスク資産の運用方法を見つけてみてください。

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